秋の仕込みシーズン真っ盛りで現場は大忙しだというのに一昨日は突然海外からのお客様が。せっかく増やしたハヤリ物がなんだかいろいろとお嫁に貰われて行ってしまった(汗)。いや、ありがとうございますと申し上げるべきですね。
・・・先日ご質問を頂いたので一応。
左がエケベリア 'こころ' (Echeveria 'Kokoro')、右がエケベリア 'ローラ' (Echeveria 'Lola')
白い鉢は6号(18cm径)。春に咲いた花はほとんど同じに見えましたが株はやはり違いますね。この時期こころは葉色が少し青みがかり、ゆるい感じで葉を重ねるのに対し、ローラ (E. lilacina x E. derenbergii)は葉は少し緑が強く、かっちりとした展開をします。こころは物理的にも性質的にも若干デリケートで葉ごと株をムンズと掴んで持ち上げるなどという芸当はとてもできませんが、ローラはそれができます(笑)。成葉の先の丸みも違いますね。丸型と鈍形、といいましょうか。
以上です。要はモノは違いますという事でした。個人的にはこころの由来を知りたい所です。
エケベリア 'インブリカータ' (Echeveria 'Imbricata')
E. secunda x E. gibbiflora 'Metalica' と言われています。19世紀頃からある品種らしく、放任栽培が好きな人も納得の丈夫さ。寒さにも暑さにも強い優秀な子です。オススメ。
しかしその花にgibbifloraの面影は薄い感じ。エケベリアにはそんな物が多いかもしれませんな。ブラックプリンス (E. affinis x E. shaviana)もほんとにシャビアナがかかってるの?みたいな花を咲かせますし。由来や普及の過程の絡みでこの辺を突き詰めて調べると結局「今はもうわかる人がいません!」みたいな話になるのは多肉の世界では割とフツウの話ですなぁ・・・(遠い目)
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